デッラルーナは、空間を色艶やかに飾るベネチアングラスを多数、取り揃えております。一点物が多いヴェネチアンガラス:七百年の歴史とその技術に裏付けされたヴェネチアンガラスの輝きは、アドリア海の女王とも称される凝縮された美の世界。三万色とも言われる色のバリエーションがまるで、手に取る人のその表情をうつしだしているかの如く優しく、美しく、そして時には力強くまさに神秘に満ちたミクロコスモスと言えよう。
デッラルーナは、空間を色艶やかに飾るベネチアングラスを多数、取り揃えております。一点物が多いヴェネチアンガラス:七百年の歴史とその技術に裏付けされたヴェネチアンガラスの輝きは、アドリア海の女王とも称される凝縮された美の世界。三万色とも言われる色のバリエーションがまるで、手に取る人のその表情をうつしだしているかの如く優しく、美しく、そして時には力強くまさに神秘に満ちたミクロコスモスと言えよう。

ベネチアングラス

1000年以上も脈々と受け継がれてきた、
ヴェネチアの工房が造る本物の輝きが集結。

アドリア海に面したイタリア北部にある都市、水の都という名で有名なヴェネチアのうち、ムラノ島の工房で脈々と続く七百年もの歴史とその技術に裏付けされたヴェネチアンガラス(別名、ムラーノガラス)が放つ見事な輝きは、アドリア海の女王とも称される凝縮された美の世界を表現する。

およそ3万色ともいわれる色のバリエーション数で、優しく、そして時には力強い表情を見せてくれる姿は、まるで手に取る人の心とその表情を映し出しているかのように美しく、静かにその場に在り続けることで、存在感を主張してきます。まさに神秘に満ちたミクロコスモスと言えなくもないでしょう。見る人をうっとりとさせ、そして心を落ち着かせてくれるのが、本物のベネチアングラスです。

デッラルーナは、空間を色艶やかに飾るベネチアングラスを多数、取り揃えております。

近年では原料のベネチアンガラスを他国で生産(主に中国やチェコ、ルーマニアなど)している製品が市場で多く取引されていますが、デッラルーナではヴェネツィアの工房へ直接発注を行い、直輸入した本物のヴェネツィアングラスの製品のみ取り扱っております。

デッラルーナでは、ヴェネチアの伝統的な技法を用いつつ、これまでにない可能性を秘めた新たなデザイン作品までもしっかりと取り扱いしております。今までありそうでなかったカジュアルなデザインや、エレガントなものもしっかりとご提案いたします。遠方の方は、オンラインでその特徴を解説することもできます。お手元に届きましたら、繊細優美な輝きを心ゆくまでお楽しみください。気になる商品がございましたら、ぜひ一度、内覧にお越しください。オンライン上で現物のご案内もご用意しております。 詳しくはこちら>。

デッラルーナは、本場ヴェネツィアの工房と直接契約

ヴェネチア本島から北東約1.5kmにある島“ムラーノ”で700年前からガラス製造を続ける複数の工房とデッラルーナは直接契約を結んでいます。1000年以上前から世界中の王侯貴族、著名政財界人等に愛用されてきたベネチアングラスは、現代でも多くの人に愛されている逸品です。トータルで1000年以上も代々の子孫へ伝承を繰り返してきた、門外不出の伝統の技術を現代の熟練したマエストロ(上級職人)が駆使し、一つずつ丁寧に造り続けている本物のベネチアングラスのみ販売しています。昔と変わらぬ伝統の技で造るヴェネツィアングラスは、輝きの質がとても上質です。一度、ご覧ください。

全国で出店を予定>

ヴェネツィアングラスの特徴

ヴェネツィアングラスは、鉛を使用せずに様々な色合いを表現していることが大きな特徴です。混ぜた鉱物で硬度が異なるのですが、中でも赤色のものが最も硬度が高いといいます。また、色鮮やかで華やかな、見事な装飾もヴェネツィアングラスの特徴のひとつです。

基本的な技術としては吹きガラスがあります。空中で吹いて極薄に吹き上げたり、グラスを細く引き伸ばして、花や鳥などをモチーフにした柄を表現するなど複雑な装飾を施していきます。これは「軽業師の妙技」と呼ばれ、高度な技術を要します。

ヴェネツィアングラスは手作りで製作していくため、1つひとつが特注のオリジナルとなり、柄の表現や細かな部分の成形サイズが微妙にずれも生じ、同じものが二つと存在しません。色(明るめだったり暗めだったり)、重さ、大きさ、模様の形など、並べて見比べるとそれぞれで違いがあることがわかるでしょう。大量生産して作る既製のガラス製品とはだいぶ違うことがこの点からもうかがえます。全てがまたと無い一点もので手作りということであり、本物のベネチアングラスの証です。

色においても、特徴があります。自然光や、電灯や照明などの光の角度や当たり具合によっては、鮮やかな色の映え方にもそれぞれで個性がでてきます。とくに、とくに赤色・薄紫系のグラスは光のあたり方で色々な顔を見せてくれることでしょう。ご自宅へ飾る際には色々なシーンでお試しされると、ヴェネツィアングラスの奥深さとそのおもしろさを実感できると思います。

ベネチアングラスの歴史

istory of Venetian Glass。ヴェネツィアングラスの歴史。700年以上も技術を代々伝承してきた伝統ガラス工芸「ヴェネツィアングラス」。熟練のマエストロが魂を込めて創り続ける、長き歴史と本物が備える魅力の本質をご紹介します。

貴族を熱狂させたヴェネツィアングラス職人の技

ベネチアングラス(ヴェネチアングラス)は、古代ローマ時代のローマン・グラスの発明にその起源を発するともいわれており、その時代にはすでにイタリア半島全域には多くのガラス工房が作られていました。

ベネチアングラスは元々『ムラーノガラス(vetro di Murano)』とも呼ばれていました。ムラーノとはヴェネチア本島(ベネチアは陸と沢山の島からできています)から北東約1.5kmにある島の事で、このムラノで700年前からガラス製造が行なわれていたのが由来です。当時、その製法の秘密を守るため、ガラス製造業者と工人、家族まですべてをヴェネチア本土からムラーノ島に移転したといわれています。

そして、15世紀から18世紀にかけて、ヴェネツィアングラスはヨーロッパ貴族を熱狂させました。この技術は、熟練したマエストロ(上級職人)達が代々の子孫へ伝承し続けており、現在でも昔と変わらぬ伝統の技でヴェネツィアングラスを創り続けています。

ムラーノ島で製作されるガラス芸術は、15世紀には高級工芸品として価値を持ち始め、16世紀にはヨーロッパ全土で広く受け入れられ、流行していきました。ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」は、12人のムラノのマエストロ(職人/名人)がヴェネチアから連れ出されて製作したともいわれています。

卓越した技を尽くした結果、まさに美の極み。15世紀から18世紀にかけて、ヴェネツィアングラスはヨーロッパ貴族を熱狂させました。

こうしてその名をヨーロッパ全土に広めたヴェネツィアングラス。職人達は、主に貴族や富豪から特別に注文されたテーブルウェアを製作するようになり、それまでのスタイルをさらに大きく発展させました。

そして、アイスクラック、ダイヤモンドポイント彫り、レースガラス、クリスタルなど多彩なカットの技法も次々と生み出した結果、ガラス文化をヨーロッパ全土に広め、近世では一時、ヨーロッパ市場の90%を占有するほどに成長し、多くの人に認知をされていきます。そして現在、熟練したマエストロ(上級職人)達は息子からそのまた息子へと技術を伝承し、昔と変わらぬ伝統の技で現在でもヴェネツィアングラスは創り続けられています。

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